ハネモノはボーダー理論でOK?
最近では、パチンコ専門誌も多く発行されているので、情報が簡単に手に入るようになってきました。ですので、パチンコを打つ方なら、一度は、ボーダー理論というを目にした事があるとか思います。
ここでは、ボーダー理論について、見ていきたいと思います。まずは、ボーダー理論の話の前に、ボーダーラインいわれるものがあります。パチンコの機械には、それぞれに大当たり確率があります。ボーダーラインとは、機械の大当たり確率通りに大当たりをすれば、投資した金額と出玉を換金した金額が、プラスマイナス0になる分岐点の事を言います。
パチンコの場合には、このボーダーラインを、大当たり確率や連チャン率等、色々な数値から計算をし直して、千円での回転数として表しているのです。パチンコ台は、出たり、出なかったりを繰り返して、設定されている大当たり確率に収束するように出来ています。
そこで、機械ごとに設定されたボーダーライン以上の台を打って、機械に設定された大当たり確率に収束する時には、儲けているというのが、ボーダー理論という考え方なのです。
確かに、理論上はそうなるのだろうと思うのですが、実際にはそうはそうは上手くいかないのです。何故かといえば、パチンコ店は、お店によって釘調整が行われています。ボーダーライン通りの釘調整をしているパチンコ店は、そうそうないと思われます。
確かにスタート周りの釘が開いていれば、ボーダー超えもあるのかとは思いますが、アタッカー周りの釘調整が締まっていた場合など、玉を削るような調整をしていた場合は、いくらスタートが回っていても、出玉の減りは早くなります。
全ての出玉となると、スタート付近の釘だけ開いているだけでは、不十分になるという事なのです。このボーダー理論を実践するには、盤面に配置されている、釘調整の全てを見て、玉の減りが少ない台を選ぶ必要があります。
せっかく出た玉を出来るだけ、減らさずに、次の大当たりを引けなければ、トータルの収支でみれば、マイナスになってしまい、ボーダー理論は成立しなくなってしまうからです。
しかし、このボーダー理論を頭に入れてパチンコをするの事は、勝つ為にはとても有効だとは思います。パチンコの場合には、大当たり確率に収束した時点で、儲ける為には、最低千円でこれだけ回らないと駄目だという数値になります。
その回転数を目安に、台を選んでいけば、闇雲に撃つよりは結果は良いものになると思います。ボーダー理論を実践するのは、時間もかかりますし、データの収集も長期間かけて行う必要があります。
しかし、理論的には当たっているので、やってみる価値はあるのかもしれません。