月半ば・中旬のパチンコ店の特徴(回収期 or 開放期)
※あくまでも業界全体の傾向として参考にしてください
パチンコ好きな方には、ご存じの方もいるかもしれませんが、パチンコ店で勝負するには、月の中旬が一番お勧めなのです。パチンコ店では、現状イベントという物は出来ませんが、イベントに例えれば、看板イベントのような大きな出玉を出す事をする店舗が多くあるはずです。
では、何故そのような出玉を出す時期を、中旬に持ってくるのかといえば、営業計画が多く関わってきます。パチンコ店での営業計画は、月初に通常の釘調整や設定で、スタートさせていきます。この時期に、少しだけ中旬に出しても、赤字を賄える程度の貯蓄をしておくのです。
もしも、赤字を出し過ぎたとしても、中旬なら後半で取り戻せる時間的余裕も出てきます。ですから、パチンコ店側としては、大きな出玉をだすような勝負は、中旬にする事が一番営業をしやすいという訳です。では、実際どの程度の営業をしてくるのかは、月初次第な部分もあるのですが、月初に目標を達成していれば、必ず出します。
出す日だからといって全台をそのような調整にしている訳ではないので、その点は頭に入れて、調整を良く観察してみて下さい。イベント時の釘調整は、通常の調整がベースになります。通常の釘をスタートで12.5ミリに設定にしてるとします。そのようなお店では、出す気があれば、13ミリくらい迄は開けてきます。
回転数でいえば、一分間の回転数が、0.5回から1回変わってくるのです。たかが1回の違いですが、回らなければ、当りは来ないわけですから、投資金額のトータルでみると大きく変わってくるのです。このようにボーダーラインを超える台も、出てくるのが月の中旬という訳です。そして、中旬は世間のお給料前で、勝ちたいと思う方も沢山出てくる時期なのです。
ホルコンの設定を利用している店舗であれば、当然、ホルコンの設定も甘くなってくることがあります。
パチンコ店の営業計画には、そのような皆様の懐事情も大きく関わってきています。そしてそんな、中旬の一番の狙い目は、イベントだけではないという事も覚えておきたい所です。イベント当日は勿論狙い目なのですが、もしもイベントが不発だった場合には特に、その後、数日は余計に狙い目なのです。
その理由はとても簡単で、月の後半に向けてお客様に出ているイメージを持って置いて欲しい為に、ここで出しておく必要があるからです。全台は無理だとしても、看板機種などには、釘や設定が数日据え置きという場合も多くあるのです。イベントの翌日等に、人気機種などと、押している機種はその可能性が高いので、一番分かりやすく狙い目といえるのです。
何気なく遊びに行っているパチンコ店でも、このように一カ月の流れを考えて営業をしています。そこを逆手にとって賢く立ち回り、勝率を上げていくことが大切ですね。