パチンコ店の換金率によるメリット・デメリット
パチンコやスロットをしに行く時に、まず気になるのが換金率だと思います。パチンコ店では一般的に、お客様に貸し出す時の玉の金額は、一個4円、メダル一枚20円となっています。最近では、イチパチや5円スロット等、低貸し玉も出てきていますが、いずれにしても出した玉やメダルを換金する時の換金率は、各パチンコ店で自由に決めて良い事になっています。
換金率は、パチンコ店にとって営業方針を決める上ではとても大切なものです。
では、高換金店と低換金店では、設置機種や立ち回り方等、どのような違いがあるのかをみていきたいと思います。お客様としては、勿論高換金の方が嬉しいと思いますが、高い換金率でお客様の出玉を交換するという事は、お店にとっては、それ以上の回収をしなくてはならなくなります。
その結果通常営業から、釘は締めがちになり、設定はオール1なんて事も普通です。イベントの時でさえ、そこまで大きく釘を開ける事や、高設定どころか中間設定を多くする事も難しくなります。高換金のパチンコ店は、少し油断すると、すぐに赤字になってしまうので気が抜けないのです。
要するに、出玉を見せる事がなかなか難しいので、お客様からみれば、回らないとか出ないと思われる事も多いと思います。そこで、高換金のパチンコ店では、特にハイスペックと呼ばれる機種を多く設置している店舗が多いのです。大当たり確率が高く、投資金額も相当な金額が見込めます。
しかし、お客様側から見ても、高換金店のハイスペックは、出れば大きな勝ちに繋がります。高換金のパチンコ店は、投資金額が少し増えても、取り戻せる確率も勝てる確率も実は、高いのです。そこがやはり、高換金の最大のメリットです。勝ちを意識して、打つのであれば、断然高換金のパチンコ店で勝負した方が良いという事です。
その反対に、低換金店は、通常から釘が甘くなっている事も、スロットでは中間設定があったりする事もあります。回転数が稼げるので、大当たりを引く確率も高くなります。しかし沢山の出玉を獲得としても、投資金額次第では、勝ちが少ないという事にもなるのです。このような低換金のパチンコ店では、甘デジやミドルタイプスペックといわれる遊びやすい機種を、多く設置する傾向が高くなります。
遊びたい、大当たりを引きたいという事であれば、低換金のパチンコ店がお勧めですが、大きく勝つ事はなかなか難しいと思います。高換金店では、大きな勝ちを味あわってもらいお客様を呼び、低換金店では、遊んだ事の充実間を味わってもらいお客様を呼ぶのが特徴です。
このように、換金率は遊び方の違いにより、選ぶお店も変わってきます。
等価交換、高換金率の店で好調台、好調のタイミングだけをピンポイントで狙っていくというのが理想的です。換金率を下げると、あくまでも全体としての傾向ですが、中間設定などが多く、ダラダラした展開になりがちです。時間がかかった割にはあまりもうからず、日雇いのバイトでもすればよかった?みたいなことになります。