パチンコ店の特徴・クセをチェック[釘調整・釘師編]
通常はパチンコ店に遊びに行った時に、まず狙った機種を一台ずつ見ていくと思います。そこで、見極めておきたいのが釘調整です。釘調整は、お店が出す気があるのか、ないのか判断する材料にもなるのです。CRなどの場合はともかく、ハネモノなどは釘調整が勝敗を大きく分けることもありますので、特にハネモノ中心に勝負をしている人は釘調整のチェックを避けて通ることはできません。
釘調整は、店長や主任、又釘師といった特定の人が行うのが通常です。人間には、通常生活していてもクセがあります。パチンコ店でも特定の人間が行うという事は、それぞれお店によって調整のクセが必ずあるという事になります。釘調整のクセを見抜ければ、闇雲に打込むよりも勝率が上がってきます。
そこで、釘調整の見抜き方をご紹介していきます。
釘調整を見抜くには、最低一週間から二週間程パチンコ店に通って、観察する必要があります。何故かといえば、釘調整は数ミリ単位での違いになるので、ピンポイントでしっかり見ていかないと、見逃してしまうのです。初心者の方は、スタートが見て明らかに開いていると分かる程でないと、なかなか開いているのかどうか判断しづらいといえます。
島のどの辺りの釘を開けるかは、各お店によって違いますので一概には、こことは言えませんが、しかし、上から釘を見た時に、このような釘を探してみて下さい。
では、一番分かりやすいスタートの釘調整です。
パチンコ店で締め気味の釘調整とは、どちらか一方の釘が、スタートチャッカーのサイドよりも少しだけ、釘の先が外側に来ている場合です。この釘調整の場合は、1分間の回転数が約5回から6回という所です。調整は、換金率の高いパチンコ店の通常の釘調整と思って下さい。
更に締めている場合には、スタートチャッカーの両サイド沿いに、両釘が重なって見えます。この釘調整の場合は、1分間の回転数が約4.6回から5回という所です。回収日で、どうしても粗利が欲しい時には、所々に出現する釘調整ですので注意して下さい。このような締め釘に当たってしまうと、千円なんてあっという間に終わってしまいます。
では、逆に上から釘を見て、どちらか一方の釘が、少しでもスタートチャッカーよりも外側に開いている釘は、良い釘です。上から見てみれば、明らかに違いが分かります。イベント等に良く見られる釘調整なのです。この場合には、1分間の回転数が約6回から7回となります。
釘のどちら側に、開きが見られるか、そこが釘調整をする人のクセになります。皆さんの来店するパチンコ店では、どちらの釘を開けるのか、チェックしてみて下さい。
また、風車下の少し先に、釘と釘との間に隙間がある個所があります。
隙間の両サイドの釘が、下がり気味の釘は、スタートに行く前に、玉がそこで落ちるような調整になっているのです。釘調整は、盤面全体で作り上げるものですので、スタートだけではなく、サイドの釘も確認をしてみる事をお勧めします。
今迄釘を見ていなかった方も、釘は上から見る事を基本に、注目してみると別のパチンコの楽しみ方が出来ると思います。