パチンコ店の立地による営業方針の違い(駅前店&郊外店)

どんなお店でも、立地条件により様々な工夫をして営業を行っていると思います。パチンコ店も例外ではなく、立地条件により色々様々な工夫と、店舗独自のイメージ作りをして営業をしているのです。例えば、駅前店と郊外店では、大きく特徴が違います。客層とピーク稼働の時間の違いを比べてみます。

 

■駅前パチンコ店の客層とピーク稼働の時間帯

 

駅前で営業を行うパチンコ店は、人通りも多い繁華街にお店を構えています。駅も近い為、若い男女から主婦やお年寄りや仕事帰りのサラリーマンと、色々な年代の客層が見込めます。特に、平日にこの現象が多くみられます。朝から夕方にかけては、主婦の方やお年寄りといった方が多く、特に女性が多い時間帯になります。

 

しかし駅前のピーク稼働はここからなのです。

 

朝から来店されていた方が帰りだす夕方から、入れ替わる様にして、今度は仕事帰りのサラリーマンが稼働の大半を占め始めます。この時間による、激しい客層の入れ替わりこそが、駅前店の最大の特徴なのです。

 

こういった入れ代わりのタイミングがある店は、好調台でも捨てて帰る客がいるので、そこを狙うというのも一つの選択肢としてありでしょう。

 

競争の激しい駅前では、平日午後6時から午後7時又は8時に集客出来ない店舗は、生き残りが難しくなってきます。

 

ちなみに、ロムやらホルコンやらで出玉を調整している店であれば、この時間帯を狙い撃ちするという方法もあります。)

 

しかし、休日はサラリーマンが休みの為に、稼働のピークはお昼から夕方と、平日とは全く違う流れになります。又、競合店舗も多い為、他店の出玉次第でも、稼働は大きく変わってしまいます。

 

 

 

■郊外パチンコ店の客層とピーク稼働の時間帯

 

では、郊外店ではどうなのかというと、駅前店程に客層の広さは見込めません。常連客といえば、ご近所の主婦やお休みのお父さんと、年齢層も高めで、40代から60代といった方の姿を多く見かけます。

 

客の知識レベルは比較的低いことが多く、好調台や釘調整の甘い台が空いていることも多い傾向にあります。

 

郊外のパチンコ店では噂を呼ぶ程の人気店でない限り、駐車場があっても車やバイク等で来店される方は、そんなに多い訳ではありませんし、早い時間から来店される方もそう多くないのが現状です。

 

大半は、ご近所にお住まいの方が来店される為、稼働が伸び始めるのは、午後12時前後で、ピーク稼働は午後1時から午後3時頃の店舗が多くなります。それに、郊外店は曜日でのピーク稼働の差がほとんど無いのです。競合店があっても、密接している訳ではないので、固定客を付けやすいのです。

 

 

 

これらの特徴を踏まえて上手に立ち回りに活かすには・・・

 

1.稼働がピークの時間帯

 

店の立地条件によっても、稼働が伸びるタイミングが異なるので、アツい時間帯を狙い撃ちするというのが一つの戦略としてあります。パチンコ店としては、当然、稼働率が高い時にたくさん出玉を出した方が店のアピールになるわけですから、そこを狙うわけです。

 

 

2.客が入れ替わるタイミング

 

客が入れ替わるタイミングでは好調台や釘の甘い台がとりやすくなる傾向にあります。なぜなら、例えば主婦の場合、どんなにその大が好調であろうと、晩御飯の支度をしなくてはいけないので、仕方なく帰ってしまうという人が多いのです。そういった台を拾っていく戦略で稼いでいるパチプロも存在します。

 

 

3.客の知識レベル

 

客層をリサーチすることで、そのお客さんたちのレベルがわかるわけです。レベルが低い人が多い店ほどおいしい台が空いている可能性もあります。もちろん、レベルの高い人が一人もいないということは、その店自体に旨みがないということになってしまう可能性が高いですが、その辺のさじ加減は実戦の中で経験を磨いていくしかないでしょう。